アンドリュー・ワイエス氏 死去

画家のアンドリュー・ワイエス氏が先の1/16に亡くなったそうです。先日こどもたちと実家に行った際、趣味で絵を描く母に教えてもらいました。

昨年末、東急Bunkamuraの展覧会に行ったのが貴重な体験となりました。
絵を見るときに、その画家が生きているのか、死んでいるのか、によって見方が変わります。生きているのならば、まだこの先に新しい作品、新しい展開がある可能性を含みながら見ます。死んでいるのであれば、すでに固定されたもの、動かないものとして見る。

人は、あたりまえのようにいつか細胞が更新されなくなって身体が保たなくなる、つまり死ぬので、それまでのプロセスで何をするのか。建築は自分が死んだ後も残る可能性があるので「その後」のことを意識せざるを得ない仕事です。

それにしても、「その後」を考えることが、
「作品を残そう」という無邪気な欲みたいなものなのか、
「必然的に残らざるを得ない物であるからこそ、残りかたを考えよう」という客観性に基づいた理念なのか、いったいなんなのだろう。

40歳という一応数字上の区切りまであと93日。
「三十而立、四十而不惑」
「惑星=planet」の語源は、ギリシア語でさまよう人を意味する「プラネテス」なのだそうです。その当時、挙動の秩序が理解されていなかったので「さまよえる星」と名付けられました。でも、客観性・科学をつきつめていけば、さまよえる星にもきちんとした秩序があるわけです。

挙動はそのままでその根拠を解明する=「不惑」なのか
挙動そのものを不動にする=「不惑」なのか。
まだまだ惑い続ける今日この頃。

[ben]
by ben_matsuno | 2009-01-20 11:42 | 考えたこと


Natural LIFE, comfortable shelter.


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