辺境的中心に生きる vol.1 釧路

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来週末、9/9(金)10(土)11(日)、ラ・ケヤキにて、「辺境的中心に生きる」というトーク・ライブイベントを開催します。初日の9/9には、作家、駒沢敏樹さんと、相澤久美が対談します。

詳細のご案内はこちらをご覧ください。

美味しい食事、大切に作られた作品、対談に単独トーク、音楽、語り、映像、写真、ワークショップなど、盛りだくさんの内容です。

皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。

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辺境的中心に生きる

「辺境」を辞書で引くと「中央から遠く離れた地帯」「辺鄙な場所」とある。日本の首都は東京であり、経済活動の中枢でもあるここを中心とすれば、東京以外の全地域は辺境と言える。しかし同時に、これら辺境なくして東京は、日本は成立しない。

この日本を下支えする辺境の地で、土に着き、悠久の時間に連なる暮らしの日常を逞しく生きる人々がたくさんいる。一人で生きて行く事が難しいと実感できる地方での暮らし。寄り合いに近い文化の残る地、結の契約会が残る地域、過疎少子の問題があっても、そこで生きる事をあきらめない人々。ここが、自分の生きる場所だと言える人たちがいる。

失われてしまった事は多い。しかし、失われた事を嘆くばかりでなく、自分達の手元に残る細い記憶の糸をたぐりよせ、繕い、肉付けし、懐かしくも新たな未来を提示しようとする人々がたくさんいる。彼らに会いに行くと、元気になる。中央を見るばかりでなく、自分たちの手と目と声、そして心の届く範囲の地域にある資産を活かし、新たな関係性を築き、未来へ命をつないで行こうとする動きがある。そこにあるのは辺境的中心。それが、日本各地に散らばっている。

そんな辺境に生きる人々の日常を、このラ・ケヤキで再現したい。片鱗でも、かれらの逞しい生き様を体験して欲しい。地域の気候風土が違うのと同様に本当に多様な生き様があり、同時に共通する点も多い。彼らの暮らしぶりから、我々都市生活者が学ぶ事は多いはずだ。

東京でも地方でも、必然性を見失った「コミュニケーション」を取り戻そうとする動きが盛んに行われる。失われたものには、失われるだけの必然性があった。過去にそれらがなぜ失われたか、今どのような状況なのか、そして未来に私たちは何を望み、得たいのか、いまここで、あせらずゆっくりと考える機会を設けてみたい。


これから先の未来、私たちは何を得て、何を失うのか、各々が考える時代だと思う。
辺境的中心を結んで行くと、新しい日本の未来地図ができるのではないか?そんな事も夢想している。(相澤久美)
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by ben_matsuno | 2011-08-30 13:11 | 辺境的中心


Natural LIFE, comfortable shelter.


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