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共に暮らすこと_その4_食事は一緒に

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暮らしの中で、大事なこと、それは「食べること」です。

日頃、忙しく仕事にかまけていると、ついつい「食」のことがおろそかになりがちですね。
コンビニ弁当や、出前で済ませてしまったり、冷凍食品に頼ったり。
食事の内容だけでなく、ひとりで家で食事をするというケースも多いのではないかと思います。

でも、ほんとうは、大勢で一緒にご飯を食べることが、とても大切だと思うのです。
一緒に食事をする人が一人増えると二倍楽しい、もう一人増えると4倍楽しい。そういうものです。

とある晩の夕食は、近所の友人家族を招いて6人での夕食となりました。
ホームパーティも楽しいですが、その晩は普通の食事。日常の夕食です。前日が休みの日だったので、牛すね肉を1kg入手して「すねシチュー」を作りました。

子供二人相手に、大人一人で料理をして食べさせるのは、大変です。まさに「食べさせる」という使役形になってしまう。「早く食べなさい!」「姿勢が悪い!」「野菜もきちんと!!」などなど、大人の側も楽しくないです。
が、子供が増えて、大人が複数人いるだけで、子供はこども達の間で社会を形成して、大人の会話にも割り込んできて、子供と大人がそこここでおしゃべりをしながら、食事をする。子供も大人も楽しい。
料理も、材料の分量が変わるだけで、基本、手間は変わりません。複数の家庭で複数の手間をかけるくらいなら、ひとつの家庭でひとつの手間をかける方が合理的です。

たくさんの人が来て、食事をするためには、大きなテーブルが欲しいですね。
800mm x 2400mmもあれば、大人子供8人くらいは一緒に食事ができます。部屋はそれほど大きくなくてもいいですが、天井が高いと気持ちがいいです。天井の高さは2700mmを超えてくると、心地よい領域に入ってくると思います。3200mmもあると痛快な心地よさになります。

共に食事をすること、おすすめの暮らし方です。
そのための場所もつくりましょう。

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<その3に戻る
その5につづく>



<「牛すねシチュー」レシピ>
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牛すね1kg、5cmくらいの大きさに切って塩コショウしておいておく。

ニンニクひとかけを潰してオリーブオイルで炒める。弱火でじっくり。
香りが出たら玉ねぎ二個、スライスしたものを加えて炒める。じっくり。

別のフライパンで、牛すねに小麦粉をまぶしたものを強火でリソレ。表面を炙る。フランベしてもいい。

玉ねぎの鍋に牛すねを移す。
赤ワインをドボドボ入れて強火でアルコールを飛ばす。

月桂樹をいれる。
圧力鍋で20~30分。

火を止めて圧力が抜けたら、バスタオルでグルグル巻にする。ここが肝心。肉のタンパク質が分解する50度くらいの温度を長く保つためにバスタオルで巻いて保温。うまくいけば夜に仕込んで翌朝まで鍋は暖かいです。

翌朝、弱火で火を入れて灰汁をすくいます。そのあとで、トマト缶を潰しながら加えます。

最後に、味見をして塩コショウしたりウスターソースを加えたりします。ケチャップはケチャップの味になってしまうのであまりお勧めしませんが、最後の方に加えると甘みは出るかも知れません。

サーブする直前くらいにバターをひとかけ加えて、できあがり。
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分量は適宜。塩味は後からでも足せるので、味見をしながら入れすぎないようにしましょう。
すねを煮込むときには、肉全体が汁に浸るように心がけてください。
圧力鍋がない場合は、ルクルーゼなどの厚手の鍋でじっくり煮込むといいと思います。
by ben_matsuno | 2012-11-27 13:08 | シェア居住のすすめ


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