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rotring 300 / 2.0mm

最近の筆記用具は、専らこれ。
rotring 300 / 2.0mm_f0003829_23225377.jpg
rotringの芯ホルダー。
これを3本そろえ、3Bと2B、赤芯をいれて使っている。

かつては一本、3Bだけだったのだが、
鞄のポケット、上着のポケット、筆箱(メッシュの布製)など
いろんなところにいれることが多く、
電車の中などで取り出すのが大変なのと
ホルダーなので芯の先が甘くなってくるので、
本数を増やした。

ポイントは、持ったときの感触。
6角形断面で、重さのバランスもよい。
黒いボディというのもよい。
持ったときにしっとりと感じるのは、プラスチックの質のせいだろうか。
新品だと黒の艶消しなのだが、
使っていくうちにマット仕上げがなくなって艶が出てくる。それもまたよい。
もう何本も壊したりなくしたりしているけれど
その度に同じものを買うことにしている。

スケッチの時は芯を長めに出したり、
メモの時は短めに出したり、
軽く持ったり、しっかり持ったり、
時と場合によって使い分ける。

これとmoleskinの手帳があれば
他は、暖かいコーヒーがあればいい。
一番しっくり来る、思考のための道具だ。





昔はボールペンもよく使っていた。
以前のスタッフが誕生日に送ってくれた、モンブランのボールペン。
ボールペンも実は、強弱の表現範囲が広い筆記用具なのだ。
(しかし、残念ながらどこかへなくしてしまった。)

僕は、子供の頃からの筆記用具好きで、
父が会社から帰るといつも鞄の中の筆記用具をいじっていた。
ボディを回すと芯が出てくるシャープペンや、2色のボールペンが好きだった。

中学生になると洋物に目覚め
そのうち、FaberCastelの色鉛筆「Polychromos」やBerolのフェルトペンなどを使うようになった。
そのころは西武新宿駅の下にそういう文具店があったのだけど、
今もあるのだろうか。

rotring 300 / 2.0mm_f0003829_23253052.jpg
FaberCastelは水彩鉛筆や他のシリーズも試したけれど
芯の柔らかさ・粘り・太さなどからくる書き味、色の発色などで
「Polychromos」に勝るものはない、と勝手に思っている。

これは多分に好みにもよる。
カリカリとした書き味がを好むならStaedtlerだろうし
粉っぽい感触が好きならばイギリスのBerolもいいだろう。
日本の色鉛筆も最近は発色がかなり良くなってきた。

けれども、芯の質感までは再現できていない。
FaberCastelの場合、どの色でも同じ粘度・感触なのだ。
これはおそらくとても高度なノウハウがあるのではないか。

いつか鉛筆をつくっている職人さんに
話し聞いてみたい。

[ben]
by ben_matsuno | 2006-05-17 22:39 | 考えたこと


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