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工業を極めて美に至る

石川県山中漆器たに屋さんと共に製作した漆器が展示されます。

工業を極めて美に至る_f0003829_1647917.jpg

(photo by Ichiro Harada)
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日本のクラフト二〇〇六 手 -暮らしを育てる道具たち-

2006年9月14日(木)-10月3日(火)
10:30 - 19:00 入場無料 水曜休館 9/27(水)は3F OZONEプラザのみオープン

第1会場 : 3F OZONEプラザ
第2会場 : 6F リビングデザインギャラリー "ワカイチカラ 二十代のクラフトマンたち"
CCJ特設バザール : 6F 9/16(土)-9/24(日)

オープニングパーティー
9/16(土) 19:00-20:30 3F第一会場脇にて


http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/198.html


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「クラフト」という言葉は、あまり好きではない。
日本語で「クラフト:工芸」と言ったときに
つくり手の手遊び、独りよがり、といった印象が強く、
手作りの良さ、というような甘い角度で入ってしまう感が強いからだ。

本来の意味は
「美術的な工業生産品」(岩波国語辞典)
だそうだが、それにしても
美術を極めて工業にたどり着いているのか、
工業を極めて美術的な境地に至ったものなのか、
まったく違うプロセスがあるはずである。
プロセスの違いによって現れる効果にどのような影響を及ぼすものなのか興味深い。

「……論理の徹底が、刹那的に建築を詩歌に近づけるのではないだろうか。論理がきらきらと明滅しながら詩歌へと生成変化する、そんな新しい建築の姿……」と言う
『新建築』8月号の建築家高橋堅君の記事を読みながら
そのようなことを考えた。

[ben]
by ben_matsuno | 2006-09-06 16:47 | news/お知らせ


Natural LIFE, comfortable shelter.


by ben_matsuno

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