2005年 12月 08日
マリンビスト小森邦彦 |
昨晩は、高校時代の旧友、小森邦彦君のコンサートに出かけた。
師走の忙しい時期ではあったが、旧友の初ソロコンサートとあっては行かないわけにはいかない。ちなみに会場は建築家磯崎新氏が設計したカザルスホール。
高校時代、彼はドラマーで僕はギタリストだった。4人でジャズ・フュージョンバンドを組んで文化祭やライブハウスで演奏をしていたのが、かれこれ20年近く前ということになる。
当時から彼はメロディアスなドラムを奏でる技術と繊細な感性を持っていたのは、当時の素人耳にもわかった。そのくらいずば抜けていたから、どこかでまた出会えると思っていたら、今年の初め頃、僕のことをwebで見つけてくれて連絡をくれた。
20年の年月を経て、彼は、マリンバというクラシカルでありながら現代音楽に属する楽器のソリストになっていた。現代音楽は、少し前の現代建築にも少し似て、アカデミックな世界を追求しているだけでよいのか、何かそれを超えて拓ける道がないのか、微妙な状況にあるという。
コンサートに向けて、新しい試みをしたい、という彼の意向を聞いて、美術家の小阪淳さんを紹介したのが今年の夏前だった。
コンサートの前半は小森君ソロの真骨頂で、木製鍵盤打楽器であるマリンバの響きを堪能。
後半には小阪さんのコンピューターアートワークやバイオリニストとのコラボレーションの試みを体感することができた。
小阪さんは、映像が小森君の演奏とバッティングすることを相当悩んでいたようだったが、それは会場の制約(映像が黒縁のスクリーン上に投影せざるを得なかったこと)が主因であって、今回の試みはとても冒険的で刺激的だったし、何よりも小阪さんのアートがクラシカルなホールに引けを取ることなく、歴史的建造物の延長線上に正統的に位置していることを感じとることができ、あらためて尊敬の念を強くした。
小森君のマリンバについては以前書いたことがあるが、今回は初のソロということもあって相当力が入っていたようだ(※)。
音のことを言葉で表現するすべを今の僕は持たないので、ここでは書くことをあきらめる。
小森君のCD「Marinbist」(fontec社より発売中)、しっかりとしたオーディオシステムの真正面に座って聴くことをお勧めします。
S/Nで鳴らしてみたい音のレパートリーが、またひとつ、強烈なひとつが、増えた。
(※)このときはそう思っていたのですが、小森君のソロリサイタルは初めてではなかったそうです。僕の知識不足でした。ごめんなさい(12/8)。
[ben]
師走の忙しい時期ではあったが、旧友の初ソロコンサートとあっては行かないわけにはいかない。ちなみに会場は建築家磯崎新氏が設計したカザルスホール。
高校時代、彼はドラマーで僕はギタリストだった。4人でジャズ・フュージョンバンドを組んで文化祭やライブハウスで演奏をしていたのが、かれこれ20年近く前ということになる。
当時から彼はメロディアスなドラムを奏でる技術と繊細な感性を持っていたのは、当時の素人耳にもわかった。そのくらいずば抜けていたから、どこかでまた出会えると思っていたら、今年の初め頃、僕のことをwebで見つけてくれて連絡をくれた。
20年の年月を経て、彼は、マリンバというクラシカルでありながら現代音楽に属する楽器のソリストになっていた。現代音楽は、少し前の現代建築にも少し似て、アカデミックな世界を追求しているだけでよいのか、何かそれを超えて拓ける道がないのか、微妙な状況にあるという。
コンサートに向けて、新しい試みをしたい、という彼の意向を聞いて、美術家の小阪淳さんを紹介したのが今年の夏前だった。
コンサートの前半は小森君ソロの真骨頂で、木製鍵盤打楽器であるマリンバの響きを堪能。
後半には小阪さんのコンピューターアートワークやバイオリニストとのコラボレーションの試みを体感することができた。
小阪さんは、映像が小森君の演奏とバッティングすることを相当悩んでいたようだったが、それは会場の制約(映像が黒縁のスクリーン上に投影せざるを得なかったこと)が主因であって、今回の試みはとても冒険的で刺激的だったし、何よりも小阪さんのアートがクラシカルなホールに引けを取ることなく、歴史的建造物の延長線上に正統的に位置していることを感じとることができ、あらためて尊敬の念を強くした。
小森君のマリンバについては以前書いたことがあるが、今回は初のソロということもあって相当力が入っていたようだ(※)。
音のことを言葉で表現するすべを今の僕は持たないので、ここでは書くことをあきらめる。
小森君のCD「Marinbist」(fontec社より発売中)、しっかりとしたオーディオシステムの真正面に座って聴くことをお勧めします。
S/Nで鳴らしてみたい音のレパートリーが、またひとつ、強烈なひとつが、増えた。
(※)このときはそう思っていたのですが、小森君のソロリサイタルは初めてではなかったそうです。僕の知識不足でした。ごめんなさい(12/8)。
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