木造建築@広島・山口

f0003829_13101547.jpgf0003829_13103710.jpg先週の後半は、建築学会デザイン発表会で発表するために広島へ行ってきました。学会発表会では知人建築家、編集者、お近づきになりたいと思っていた構造研究者の方などと直接おあいでき、有意義な機会になりました。

せっかく広島まで足を運んだので、岩国の日本三名橋「錦帯橋」、宮島の世界遺産「厳島神社」を見学。

錦帯橋は35メートルのスパンを飛ぶ巨大な木造橋です。主な材料はケヤキや松、ヒノキという木材ですが要所要所、金物が補強と接合に使われています。ケヤキは圧縮がかかる箇所、松は曲げの力がかかる部位、ヒノキは歩行面など耐候性が求められる箇所、と木材でもその性質によって使い分けられているのが奥深いです。

それにしても大きい。「大きさ」そのものが生み出す価値があることを体感。

f0003829_13114211.jpgf0003829_13115570.jpg厳島神社は海中に建つ鳥居が、想像していたよりも生々しい形でした。自然に生えている樹木の幹そのままの形を残しているようで、岡本太郎氏の太陽の塔的な縄文感があります。
一方、1168年に平清盛によって整えられた御社殿は、無数に建てられた朱塗りの柱のあいだに壁がなく、どこまでも見通せる空間が印象的でした。本殿から見る風景は厳格なシンメトリーを持っていて権威的なのですが、斜めから見通すと、戦後デモクラティックな平等感を感じ取れて、建立時の状況と、空間から得られる質感のギャップがおもしろかった。

以上、広島・山口木造建築紀行でした。

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by ben_matsuno | 2008-09-25 09:31 | 考えたこと


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