カテゴリ:音楽と空間( 11 )

六本木でライブ 3/23 小森邦彦

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今日は、友人のライブのお知らせです。

マリンビストの小森邦彦さんのライブが、六本木のライブレストラン「STB 139」で。
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MARIMBA EXTREMELY @STB139
2010年3月23日(火)
開場|18:00 開演|19:30
六本木STB139 スイートベイジル
東京都港区六本木6-7-11
Tel. 03-5474-0139
ミュージックチャージ|5000円
チケット|STB139予約専用コール
Tel. 03-5474-0139
受付時間|11:00~20:00(月~土)

チケットはローソンチケットでも扱っています。

<入場システム>
*ご来店順の自由席となっております。
*全席着席制となっております。(立ち見はございません)
*できるだけ開演まで余裕のある時間でご来店下さい。
(ご同席もしくはお希望のお席をご用意できない場合がございます)

<ご飲食について>
*開場後、着席したお席でお食事とお飲物をお楽しみ頂けます。季節感とハーブとスパイスを活かしたお料理、ビール、カクテル、ワイン、ソフトドリンク等取り揃えています。
*ご飲食は別途料金になっております。
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小森邦彦さんの最新インタビューもご覧ください。

小森邦彦さんのオフィシャルウェブサイトはこちら

彼の音・映像はmy spaceで、チェックできます。

僕がマネージャーをやっているわけではないんですが(笑)、いわゆるコンサートホールで聴く音楽もいいですが、飲みながらつまみながら、彼のマリンバを聴けるのもまた、格別な体験になるかと思って、詳しく案内しました。
音楽が始まったら、つまみどころではないような気もするけれど。

小森君とのつながりについては以前の記事をご覧ください。古くからの友人です。

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by ben_matsuno | 2010-03-11 12:20 | 音楽と空間

ものをつくりだすとき

二三ヶ月まえ、中学時代の同級生が集まった。

中学卒業以来、20年以上ぶりくらいに再会した友達もいて、それぞれに年輪を重ねているものの当時の雰囲気が残っていて、顔かたちからはしばらく思い出せなくても、話してみると、話し方の癖で思い出したりして、何が変わって何が変わらないのか、不思議な感覚になった。

中に、中学卒業後、音楽を始めた女の子がいる。ジャズ系のヴォーカルをしているのだそうだ。その友人のmixiで、中学時代音楽をしていた友達が、ミュージシャンとして活躍しているのを知った。当時、彼はRCサクセションのコピーバンドのドラムをしていた。いまでは、山にこもりながら音楽を続けていて、RCサクセションの新田耕造さんともセッションをすることがあるという。かっこいい生き方だな、と、少しだけうらやましく思った。

僕も実は、高校まではカシオペアのコピーバンドでギターをやっていて、渋谷のライブハウスを借り切ってライブをしたりしていた。でも、それを生業にしようなんて強い意志はなくて、大学に入ったらすっぱりと足を(ギターだから「手」か?)洗って建築の世界にのめり込んでいった。高校時代のバンドのドラマーは、いまプロのマリンビストである小森邦彦君。彼に再会したのはこの数年だったと思う。

何ヶ月か前だったと思うが、テレビで、佐野元春がホストで小田和正をゲストに迎えた番組をたまたま見たのをきっかけに、オフコースをもう一度、聞いたりしている。オフコースを聞いていたのは小学校時代。小田和正さんは、偶然だけど、僕の大学の同じ学科の先輩にあたる。大学院時代にはレコードデビューしていたから、建築と音楽の二足のわらじだったわけだ。
オフコースは僕が聞いている間に解散してしまったのだが、もう一人のメインメンバーだった鈴木康博さんは、表立って大ヒットを飛ばすほどではないけれど、自分の歌を作り続けている。
解散間際当時のレコーディング風景を収録したテレビ番組の映像がYouTubeにアップロードされている。完成した楽曲を聞くのも楽しいのだけど、つくっていくプロセスを見聞きするのは、また別の醍醐味がある。ものをつくるプロセスは、いつも、もやもやして、試行錯誤で、もがき続けて、もうだめかと思って、それでも考え続けて、その先にポッと、視界が開ける。それが、建築とは違う世界でも同じなのだと知れて、共感を覚える。

そういえば、中学時代にとてもおとなしかった女の子(冒頭とは別の子)は、大学で演劇の世界に入って、図書館の仕事をしながらつい最近まで、演劇の舞台に立ち続けていたそうだ。

あたりまえのことなんだけど、メジャーで売れている人たち以外のより多くの人たちがちゃんと存在していて、自分たちのこだわりを持ち続けていて、音楽やものをつくり続けているこの世界というのは、思いのほか悪い世界ではないなーと思った。

もがいている最中は、それはそれはもやもやして、どーしようもない世界なんだけど。

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by ben_matsuno | 2009-08-19 22:06 | 音楽と空間

Cat's Eye CE-280/時間

f0003829_1231729.jpgf0003829_1234114.jpgギター関連のお話のも三回目。ovation、Tacoma、ときたら次はMartin、といきたいところですが、まだ、そこには手を出していません(出せていないとも言う)。

写真上は、Cat's Eye CE-280(TOKAI楽器)。中学時代に親にせがんで買ってもらったもの。当時2万円とかそのくらいだったと思います。下は MorrisF-10。
TOKAI楽器は浜松、モリダイラ楽器は松本に製造元があり、いずれも昔からの木材の集散地です。流通と生産が産業を形づくる好例でしょう。

これらのギターのトップは、スプルースのおそらく合板。
いいギター(ovation1863、TACOMA P1など)は単板といって無垢材が使われています。薄いところで2、3ミリの厚さに無垢材を挽いていくのです。が、CE280やF10は下から数えた方が早いほどのロースペックです。
それでいて、CE280は1980年代初頭、F-10に至っては1974年製造ですから、30年前後経た今でも現役の楽器であるすばらしさ。弦を交換し、表面を磨き、劇的な環境変化を与えないこと、最小限のメンテナンスを施し続ければ、(一部の)建築よりも耐久性がある(かもしれない)。

さらに、使われている木は、ゆっくりとした時間の中で乾燥し、新品よりも音の鳴りがイイ、という事実。木は、伐採され製材され組み上げられた以降も、徐々に変化するのですね。板のエイジングによる進化、深化。
ロースペックの楽器とはいえ、我ながら(自分だけか?)ほれぼれする音。

さらにさらに、写真を見比べてボディのくびれの形状が違うのがわかるでしょうか?。CE280は「ドレッド・ノート」と呼ばれる形、F-10は「OOO型」と呼ばれる形で、ほぼ同質の素材で構成されていながら、形によって音が違うのです。(ちなみに写真には映りませんが、いずれも変則チューニングにしてあります)

趣味とは、何か。
仕事に少ししか役に立たず、費用対効果では心理的満足度しか得られないが、長く続けることで深まる個人的体験のこと、ではないでしょうか?

皆さんの趣味は何ですか?

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by ben_matsuno | 2009-02-06 11:54 | 音楽と空間

TACOMA P1 Papoose/エンジニアリング

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ギター談義の2回目。
【積層の景色】竣工後、クライアントさんが「最近お気に入り」と言って押尾コータローの「ボレロ」をかけてくれました。ギター一本でこんなに豊かな音がでることに驚愕しました。まったく関係ないですが、押尾コータローも松野と同年代です。

ひだのような壁面と、階段状の床、斜めの天井を持つ【積層の景色】もまた、いい音がするのですねー。
使っている素材は(安価な素材とはいえ)木材ですし、構成面が分散していることや空気量の多さ、平行面がないこと、床下のボイド(ウーハー的に機能している可能性がある)などから、心地よい反響音が実現されています。
「されている」と受動態で書くのは、厳密に音響設計したわけではなく、結果的にうまくいったからです。また、AVルーム的な厳格なシンメトリー・ステレオ空間でもないことはいうまでもありません。むしろ、無方向性というのか「どこからともなく音が聞こえてくる」音環境です。

それで、僕もまたギター少年の端くれとして押尾コータローにはまってしまい、「バッハベルのカノン」で使われているTacoma P1 Papooseを購入。トップはovation1863と同じシダー。バック、ネックはマホガニーです。
木の振動をより素直に出すため、トップ・バックともにライトサテンフィニッシュという、薄膜塗装仕上げになっています。一般的に施されるウレタンクリア塗装の塗膜ですら、振動に影響を与えるのですね。

TACOMAの特徴は、サウンドホールの位置、形、放射状のトップ裏のブレイシング(補強)、低音弦側が大きく高音側が細いブリッジおよびヘッドの形状、これらは、Martinという超有名ギターメーカーから独立した職人と、航空機のBoeing(なんと!)のエンジニアが協力してデザインしたものだそうです。
科学的エンジニアリングによる楽器デザイン。木という一見、科学的にばらつきのある不確定要素の多い素材を、エンジニアリング:工学がサポートしてできた一本です。

これとは別に一本一本を作品のようにつくるルシアー(楽器製作家)の世界があります。
パット・メセニーのギターを作るリンダ・マンザー/Linda Manzerの「森の中からジャズが聞こえる」を読むと、ルシアーの世界が建築家の世界にほど近いことを如実に実感できます。
・著名ルシアーに「弟子入り」する。
・ルシアーとして独立しても食べていける保証はない。
・些細な、けれども大きなチャンスがころがっていることがある。
・それをつかめるかどうかは、日々の研鑽の積み上げの先にある。
・独自の世界観と強固な意思を持ち続けなければならない……、などなど。
んーー、建築家だ。

「趣味」とは何か。
少しだけしか仕事に役に立たない、「費用対効果」でいうと最も非合理的かもしれない無駄な行為でありながら、
少なくとも本人個人の「満足度」という、もしかしたら人にとって最も充足感があり、誰もが欲している感覚を満たしてくれる、心理的に合理的な営みのこと。

その周囲には、広大で深いプロフェッショナルの森が広がっているのです。

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by ben_matsuno | 2009-02-03 10:13 | 音楽と空間

ovation 1863/素材

f0003829_15183140.jpg人は皆、なにがしかの「趣味」を持っているものと思われます。でも「趣味」ってなんなのでしょう?

「趣味」というものは不思議なもので、仕事に(一見)何も役に立たない、家族の団らんにもほとんど役に立たない(どころかもめ事の原因になったりもする)、それでいてやっている本人はかなり真剣である(お金もかかったりする)、という厄介者でもあります。

なかには「仕事が趣味だ」という酔狂な方もいらっしゃると思いますが、仕事で張りつめたテンションをゆるめてリセットしてくれる行いは「趣味」と言えるほどのものでなくても、なにかしらあるのではないかと思います。

何を隠そう、松野の趣味(のひとつ)は「ギター」であります。
中学生時代のフォークギターから始まって、エレキギターに進み、高校時代は友人とバンドを組んで学園祭やライブハウスなどで演奏したりしていました。現在マリンビストとして活躍している小森邦彦君がドラム担当。今思い返しても超絶にうまかったです(小森君が)。
大学に入り建築をはじめると、それこそ「建築こそ趣味だ」的な状態になり(そうは言いながら他の活動もしていましたが)ギターからは疎遠になっていたのでした。

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by ben_matsuno | 2009-01-30 09:25 | 音楽と空間

【S/N】morris guitar

f0003829_11373791.jpgf0003829_1142323.jpg黒磯【S/N】のオーナーご主人は大の音楽好き。僕も自分のギターを持ち込み、往年のフュージョンミュージックなどをセッションしたりしました。

写真のギターはオーナー奥様のもの。モーリス楽器は、松本に製造工場がある楽器メーカー。

20年以上前のものですが、ご主人がリペアーに出して復活。僕も中学時代に買ってもらったギターをいまだに使っています。きちんと手を入れてメンテナンスしてあげれば、楽器は長く使えるものです。建築もしかり。

初期にかけるコストだけではなく、継続的なメンテナンスが大事なんだなぁ。

【S/N】室内の曲面ラワン壁は、竣工当初の状態がキープされています。

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by ben_matsuno | 2008-05-11 00:20 | 音楽と空間

絢香の三日月

最近の個人的ヒット。
三日月絢香

まぁ、気分的にはこんな歌詞の心境や体験は、
もう、はるか彼方。
あったかなかったか、忘れてしまうくらい年月は経ってしまったのだけれど。

曲の構成としてはAメロ(イントロ)>Bメロ(サビ)>Cメロ>Bメロ(サビ)という
定形を踏襲していて、
離れている恋人たちが共有できる空を見上げる、
というメインテーマも、おそらく(和歌に詠まれるくらい)昔からあるもので
必ずしも新規性はない。
構成やテーマに新規性はないのに(だからこそ?)ヒットする、
というところが音楽に対して興味が尽きないところ。

しいて言えば
シンコペーションの効いたサビと若干ハスキーな声色、
楽曲の一音に、歌詞のふたつの子音をあてるノリ(「三日月」の「づき」の部分)、
この辺がちょっとしたヒットのトリガーになっている。

さらに、何よりも
(って、ここから先は一般論になるのだけど)
「つながっているからねって、
がんばっているからねって、強くなるからねって」
っていう歌詞が
つながっていたいという感触、
つまり、情報は溢れているが接触感に乏しい、現代の空気感を捉まえたところが
いいんだろうなぁ。

個人的な感覚の奥深くに降りていって降りきった先から立ち上がってくる、
客観的に共有できないはずの特殊解である極個人的感触や体験を突き詰めていった先に
多くの人たちと共有できる空気みたいなものにつながることがある、つまり
個別の一回性を突き詰めたところに普遍性が立ち現れる、
というところが、少なくともポップスというジャンルでは面白い現象だと思う。

そんなことを考えつつ、
12音階という制約にも関わらず
新しいメロディを生み出す音楽と
物理的な制約の中から
新しい姿を生み出そうとする建築、
という対比に思いをはせる。

もっと根源的に言えば、
場所や敷地という、地球上で一カ所しかない極特殊的状況に密接に繋がれて成立して
技術や構法、素材、性能、機能、という普遍的な効果を求める建築も、
個別性と普遍性の交差点に生成するという点でも
建築と歌に共通の構造があるとは言えないか。

現代建築にも、現代建築と呼ばれるだけの
いくつかのトリガーがある。
そのことは、また別の機会に。

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by ben_matsuno | 2007-01-21 04:56 | 音楽と空間

MARINBIST vol.2

今週末は、友人の小森邦彦君のコンサートがあります。

日時:11/11(土)
会場:アサヒアートスクエア(アサヒスーパードライホール4F)


マリンバ:小森邦彦
ヴァイオリン:花田和加子
メディアアート:小阪淳

当日券もあると思います。予約はこちらまで!!
P3 art and environment
tel.-3-3353-6866

[ben]
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by ben_matsuno | 2006-11-07 22:57 | 音楽と空間

神保彰

ドラム好きな人、必見。

神保彰のドラムソロ。
トリガーシステムというものをつかって、
ドラムを叩くと、シンセサイザーの音が鳴る。

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by ben_matsuno | 2006-05-25 00:54 | 音楽と空間

小森邦彦コンサート

高校時代の友人、小森邦彦君のコンサートが開かれる。
題して「マリンビスト」登場!

今回はトッパンホールにて。ランチタイムコンサートという、割と気軽に行ける催し(しかも無料!!)のようなので、是非。

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by ben_matsuno | 2006-04-28 11:17 | 音楽と空間


Natural LIFE, comfortable shelter.


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