2009年 08月 19日
二三ヶ月まえ、中学時代の同級生が集まった。
中学卒業以来、20年以上ぶりくらいに再会した友達もいて、それぞれに年輪を重ねているものの当時の雰囲気が残っていて、顔かたちからはしばらく思い出せなくても、話してみると、話し方の癖で思い出したりして、何が変わって何が変わらないのか、不思議な感覚になった。
中に、中学卒業後、音楽を始めた女の子がいる。ジャズ系のヴォーカルをしているのだそうだ。その友人のmixiで、中学時代音楽をしていた友達が、ミュージシャンとして活躍しているのを知った。当時、彼はRCサクセションのコピーバンドのドラムをしていた。いまでは、山にこもりながら音楽を続けていて、RCサクセションの新田耕造さんともセッションをすることがあるという。かっこいい生き方だな、と、少しだけうらやましく思った。
僕も実は、高校まではカシオペアのコピーバンドでギターをやっていて、渋谷のライブハウスを借り切ってライブをしたりしていた。でも、それを生業にしようなんて強い意志はなくて、大学に入ったらすっぱりと足を(ギターだから「手」か?)洗って建築の世界にのめり込んでいった。高校時代のバンドのドラマーは、いまプロのマリンビストである小森邦彦君。彼に再会したのはこの数年だったと思う。
何ヶ月か前だったと思うが、テレビで、佐野元春がホストで小田和正をゲストに迎えた番組をたまたま見たのをきっかけに、オフコースをもう一度、聞いたりしている。オフコースを聞いていたのは小学校時代。小田和正さんは、偶然だけど、僕の大学の同じ学科の先輩にあたる。大学院時代にはレコードデビューしていたから、建築と音楽の二足のわらじだったわけだ。
オフコースは僕が聞いている間に解散してしまったのだが、もう一人のメインメンバーだった鈴木康博さんは、表立って大ヒットを飛ばすほどではないけれど、自分の歌を作り続けている。
解散間際当時のレコーディング風景を収録したテレビ番組の映像がYouTubeにアップロードされている。完成した楽曲を聞くのも楽しいのだけど、つくっていくプロセスを見聞きするのは、また別の醍醐味がある。ものをつくるプロセスは、いつも、もやもやして、試行錯誤で、もがき続けて、もうだめかと思って、それでも考え続けて、その先にポッと、視界が開ける。それが、建築とは違う世界でも同じなのだと知れて、共感を覚える。
そういえば、中学時代にとてもおとなしかった女の子(冒頭とは別の子)は、大学で演劇の世界に入って、図書館の仕事をしながらつい最近まで、演劇の舞台に立ち続けていたそうだ。
あたりまえのことなんだけど、メジャーで売れている人たち以外のより多くの人たちがちゃんと存在していて、自分たちのこだわりを持ち続けていて、音楽やものをつくり続けているこの世界というのは、思いのほか悪い世界ではないなーと思った。
もがいている最中は、それはそれはもやもやして、どーしようもない世界なんだけど。
[ben]
中学卒業以来、20年以上ぶりくらいに再会した友達もいて、それぞれに年輪を重ねているものの当時の雰囲気が残っていて、顔かたちからはしばらく思い出せなくても、話してみると、話し方の癖で思い出したりして、何が変わって何が変わらないのか、不思議な感覚になった。
中に、中学卒業後、音楽を始めた女の子がいる。ジャズ系のヴォーカルをしているのだそうだ。その友人のmixiで、中学時代音楽をしていた友達が、ミュージシャンとして活躍しているのを知った。当時、彼はRCサクセションのコピーバンドのドラムをしていた。いまでは、山にこもりながら音楽を続けていて、RCサクセションの新田耕造さんともセッションをすることがあるという。かっこいい生き方だな、と、少しだけうらやましく思った。
僕も実は、高校まではカシオペアのコピーバンドでギターをやっていて、渋谷のライブハウスを借り切ってライブをしたりしていた。でも、それを生業にしようなんて強い意志はなくて、大学に入ったらすっぱりと足を(ギターだから「手」か?)洗って建築の世界にのめり込んでいった。高校時代のバンドのドラマーは、いまプロのマリンビストである小森邦彦君。彼に再会したのはこの数年だったと思う。
何ヶ月か前だったと思うが、テレビで、佐野元春がホストで小田和正をゲストに迎えた番組をたまたま見たのをきっかけに、オフコースをもう一度、聞いたりしている。オフコースを聞いていたのは小学校時代。小田和正さんは、偶然だけど、僕の大学の同じ学科の先輩にあたる。大学院時代にはレコードデビューしていたから、建築と音楽の二足のわらじだったわけだ。
オフコースは僕が聞いている間に解散してしまったのだが、もう一人のメインメンバーだった鈴木康博さんは、表立って大ヒットを飛ばすほどではないけれど、自分の歌を作り続けている。
解散間際当時のレコーディング風景を収録したテレビ番組の映像がYouTubeにアップロードされている。完成した楽曲を聞くのも楽しいのだけど、つくっていくプロセスを見聞きするのは、また別の醍醐味がある。ものをつくるプロセスは、いつも、もやもやして、試行錯誤で、もがき続けて、もうだめかと思って、それでも考え続けて、その先にポッと、視界が開ける。それが、建築とは違う世界でも同じなのだと知れて、共感を覚える。
そういえば、中学時代にとてもおとなしかった女の子(冒頭とは別の子)は、大学で演劇の世界に入って、図書館の仕事をしながらつい最近まで、演劇の舞台に立ち続けていたそうだ。
あたりまえのことなんだけど、メジャーで売れている人たち以外のより多くの人たちがちゃんと存在していて、自分たちのこだわりを持ち続けていて、音楽やものをつくり続けているこの世界というのは、思いのほか悪い世界ではないなーと思った。
もがいている最中は、それはそれはもやもやして、どーしようもない世界なんだけど。
[ben]









黒磯【S/N】のオーナーご主人は大の音楽好き。僕も自分のギターを持ち込み、往年のフュージョンミュージックなどをセッションしたりしました。