2009年 09月 08日

【田園調布南の住宅】、外壁の仕上げ段階に入りました。外壁仕上げは左官仕上げです。「白竜砕石」という白色結晶石灰石を混ぜて、コテで上塗りの後、スポンジで表面のテクスチャーをつけていきます。白竜砕石、写真ではちょっと伝わりにくいかもしれませんが、キラキラと光って綺麗です。
[ben]
|
より詳しく知りたい方々は……
■著者:松野勉・相澤久美/ライフアンドシェルター社 ■松野個人のブログ:"ひらめきの構造/structure of creativity" ■松野個人の写真:Flickr このblogの文章および写真の著作権はライフアンドシェルター社に帰属します。 無断転載、複製は禁止します。 !!写真はクリックすると大きく表示されます!! ■いろいろつながり 江副直樹ブログ ピアニスト 下村美佐 new マリンビスト 小森邦彦 new ケヤキハウス ラミュゼ 杉畜産 リバーワイルド 秋吉智博 柿之屋 堀田貴子 レシピな日々 福岡朝倉 ギャラリーこめや 伊東啓太郎の風景ノート 河内真菜 めじろカフェ 文筆家大竹昭子「書評空間」 ■ものづくりネットワーク 製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト 「SE工法」円徳建工@神奈川 大蔵木工合名会社@松本 システム家具 カタオカ デザインリフォーム BeFORM にほんブログ村 最新のコメント
カテゴリ
sensing/感受すること
serch/調査する amplify/ひらめきの設計 amplify/技術を考える analize/分析する fixing/木と建築 fixing/ディテールを考える fixing/使う道具 experience/いえをひらく experience/人とつながる transfusion/言葉・書籍 transfusion/音楽 transfusion/環境と建築 etc. news/お知らせ published/掲載・放映 検索
以前の記事
最新のトラックバック
ライフログ
ネームカード
|
2009年 09月 08日
![]() 【田園調布南の住宅】、外壁の仕上げ段階に入りました。外壁仕上げは左官仕上げです。「白竜砕石」という白色結晶石灰石を混ぜて、コテで上塗りの後、スポンジで表面のテクスチャーをつけていきます。白竜砕石、写真ではちょっと伝わりにくいかもしれませんが、キラキラと光って綺麗です。 [ben]
2009年 08月 28日
8月も終わりに近づいています。【田園調布南の住宅】の現場、順調に進んでいます。写真は外壁のコーナー。外壁左官仕上げの下地が終わったところ。下地段階と比べてください。どこが変わったか、わかるかなーー???来週明けから外壁仕上げにかかります。 室内では佐藤親方が黙々と作業を進めてくれています。聞く所によると、7月後半は挫けそうになったとのこと。設計としてはそれほど複雑にしたつもりはないのですが、3次元で当たる箇所が至る所にあり、いくら作業をしても進んだ感じがしないのだと。たしかに、下地段階の処理や作りがよくないと仕上げも良くならないし、ひいては耐久性にも影響を与えてしまうこともあります。このあたりが、佐藤親方と円徳建工、小澤さんチームのこだわり。 そうは言っても、きちんと作業をしていくと、見た目上は進捗が「みえない」。これは手を動かしてつくっている側にとってはつらいことです。僕たちも模型や図面を書いているときに、先が見えないときは滅入りがちになります。進捗が目に見えてくると、とたんに元気になる。 中の方では、3次元の線のあたる箇所の処置が終わり、壁面をつくっていく段階です。面のガイドラインとなる下地はばっちり終わっていますから、面を張っていくのは、少しだけ気が楽かもしれない。 これからは「みえる」部分の作業が着々と進みます。 [ben]
2009年 06月 26日
![]() 【田園調布南の住宅】、梅雨の時期ながら、晴天にも恵まれ、現場が順調に進行中です。シャープなエッジが出せるか、内部でも各所細部ディテールの施工検証が始まっています。 何事も、下地が大切。 [ben]
2009年 05月 15日
今年4月に着工した【田園調布南の住宅】が上棟しました。塩尻の【大地の景色】に引き続き、プレカットを松本の征矢野建材に依頼。角度のついた複雑なプレカットを工場での手加工も含めて担当していただきました。 今回はタイミングが間に合わなかったのですが、征矢野建材には「信州赤松・重ね梁」という国産(信州産)の梁材があります。外材に比べて小さな径の国産材を重ねることで有効利用し、一般的に必要とされる梁の断面を確保しているのです。国内の木材産地では様々な工夫をしていますが、往々にして国内の他の産地との違いを出そうとしてうまくいっていない例が多く見られます。実際、設計する側からみると、構造材に関しては国内の産地の違いは微差でしかありません。むしろ共通のフォーマットをつくって、ユーザー(住まい手)に安定した品質をアピールするべきです。 ディテールに入り込んで全体が見渡せなくなるのはよくない。5/12の記事で触れたようなスケールの違いと風景の違いは、高速で異なるスケール間を行き来して捉えるからこそ、面白いのです。 征矢野建材の試みは、そういった点で注目しています。 [ben]
2009年 04月 24日
新建築住宅特集5月号「家をつくる素材/住空間に活かされる多様な質感」【木】のコーナーの原稿を書きました。以下、原稿からの抜粋です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 木は自然素材ではない。 そもそも自然素材の定義が曖昧である上に、計画的な植林・間伐・森林の維持管理、伐採の時期と方法、一次的製材と乾燥、塗装や二次加工を含む仕上げ工程、あらゆるプロセスで人の手が加えられた製品=工業製品なのである。 工業製品だから、原材料の資質と製造過程によって性能に大きな差が現れる。 (後略) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 詳細は新建築住宅特集5月号をご覧ください。 [ben]
2009年 03月 03日
![]() 今年初頭に竣工した【葉山の住宅】の現場は、海まで歩いて3分かからない場所にありました。現場監理中、「現場監理の仕事が終わった後は、ビーチで生ビールでも飲んで帰ろう!!」なんて思っていたのですが、まったくそんなことはできず、暗くなるまで現場でスケッチをしたり指示を出したり、職人さんの相談に乗ったり。結局、生ビールどころか海の水に一回も浸かることなく、現場を終えてしまったのでした。 その後、近く(一色)に住む友人宅にお邪魔して、子供と一緒に浜辺に出てみました。 冬の海は、またいいですね。 人はまばらで、空気は澄んで、潮の香りが乗る冷たい風と、暖かな陽光。 遠くまで広がる景色と、潮騒の音。 ふと「海辺にたたずむ9坪ハウス」みたいなことを想像しました。 9坪ハウス、建坪9坪、延床15坪=50平米の小さな小屋を、海辺に建てる。 週末、子供と一緒に泊まって、 天気がよければ浜辺でぼーっと過ごす。 雨の日は、窓ガラスにあたる雨粒を眺めながら、 潮騒の音をバックに本を読む。 仲間と一緒に行くのだったら、 家族ごとに違う9坪ハウスに泊まったり、 子供たちが寝泊まりする9坪ハウスがあったりすると、楽しい。 アメリカに、「シーランチ/THE SEA RANCH」という建築群があって 家型の群像は、元をたどればここに行き着く。 もっとたどれば、民家が集まる集落です。 小さな小屋、9坪ハウスが、群になって 広い海辺に点在している風景。 きっと、美しくて、つつましいけれど楽しい使い方ができそう。 [ben]
2009年 02月 06日
![]() ギター関連のお話のも三回目。ovation、Tacoma、ときたら次はMartin、といきたいところですが、まだ、そこには手を出していません(出せていないとも言う)。写真上は、Cat's Eye CE-280(TOKAI楽器)。中学時代に親にせがんで買ってもらったもの。当時2万円とかそのくらいだったと思います。下は MorrisF-10。 TOKAI楽器は浜松、モリダイラ楽器は松本に製造元があり、いずれも昔からの木材の集散地です。流通と生産が産業を形づくる好例でしょう。 これらのギターのトップは、スプルースのおそらく合板。 いいギター(ovation1863、TACOMA P1など)は単板といって無垢材が使われています。薄いところで2、3ミリの厚さに無垢材を挽いていくのです。が、CE280やF10は下から数えた方が早いほどのロースペックです。 それでいて、CE280は1980年代初頭、F-10に至っては1974年製造ですから、30年前後経た今でも現役の楽器であるすばらしさ。弦を交換し、表面を磨き、劇的な環境変化を与えないこと、最小限のメンテナンスを施し続ければ、(一部の)建築よりも耐久性がある(かもしれない)。 さらに、使われている木は、ゆっくりとした時間の中で乾燥し、新品よりも音の鳴りがイイ、という事実。木は、伐採され製材され組み上げられた以降も、徐々に変化するのですね。板のエイジングによる進化、深化。 ロースペックの楽器とはいえ、我ながら(自分だけか?)ほれぼれする音。 さらにさらに、写真を見比べてボディのくびれの形状が違うのがわかるでしょうか?。CE280は「ドレッド・ノート」と呼ばれる形、F-10は「OOO型」と呼ばれる形で、ほぼ同質の素材で構成されていながら、形によって音が違うのです。(ちなみに写真には映りませんが、いずれも変則チューニングにしてあります) 趣味とは、何か。 仕事に少ししか役に立たず、費用対効果では心理的満足度しか得られないが、長く続けることで深まる個人的体験のこと、ではないでしょうか? 皆さんの趣味は何ですか? [ben]
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||