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共に暮らすこと_その5_みんなの家

一昨年くらいだったでしょうか。ひょんなことから中学校の同窓会が盛んに開かれるようになりました。それまで音沙汰なかった友人たちが、年に数回、数人の集まりなども入れたらもっと多い回数、集まるようになりました。

理由のひとつは、Facebookなどのソーシャルメディアが充実してきたことが挙げられるでしょう。子育てが一段落して、奥樣方も外に出やすくなったことも理由のひとつかもしれません。

そんな中で、女性ひとりで暮らしている友人が、同級生以外も含めて幾人もいることに気がつきました。それぞれ皆、社会で認められてきちんとした職に就き、分譲マンションを購入したり、賃貸でもそこそこいい場所を借りて住んでいます。

また、保育園関係では、母子家庭の家族や、旦那さんが海外出張で長期不在の実質母子家庭的な家族もいます。

一方で、うちの町内会に行くと、70歳から80歳と思われる高齢者の方々ばかりで、それぞれ家を持って暮らしています。

若者に目を移すと、うちのスタッフらは、30歳近くになっても(薄給のため)親元から通っていることがほとんどでした。

教えている学生たちは就職口を探し求めて右往左往しています。

松野個人の周囲でも、このような実例があるのですから、社会全体では、もっと多数の、孤独に暮らしている人たちがたくさんいると思うのです。

一年中孤独ではなくても、子供の保育園のお迎えのために仕事を途中で切り上げざるを得ない場面、母親と子供一対一で行き詰まってしまう場面、テレビをひとり見ているご老人、仕事から帰ってきて家に誰の気配もせずテレビをかけ流している女性、若者。

そういうひとたちが、場所を建物をシェアして暮らす、「みんなの家」があれば、いまそれぞれが感じている孤独・つらさ・さびしさ・行き場のないやるせなさ、などの幾ばくかは、解消でき、幸せに一歩近づけるのではないかと思うのです。

無縁社会、孤独死、子育て、少子化、若者たちの非正規雇用、就職難。
これらは、ひとつながりの問題として考えるべきだと思っています。
公共の住宅政策がひとつの鍵ではないかと。

みなさんの暮らしの上の悩み、困っていること、緩く募集中です。

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その6につづく>

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by ben_matsuno | 2013-01-15 21:18 | シェア居住のすすめ


Natural LIFE, comfortable shelter.


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