共に暮らすこと_その1

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ひとつの家を、複数の家族、友人知人と、シェアして暮らす「シェアハウス」が、そこここでみられるようになってきました。

僕たちの事務所兼住宅は、1999年頃、設計を始め、2001年の12月に使い始めました。

この場所は、僕たち家族だけではなく、設計事務所の拠点として使う、つまり事務所兼自宅であり、さらには、僕たちの事務所だけではなく、建築関係の編集事務所「フリックスタジオ」、他、何人かの個人の友人たちも使う場所として設計しました。家と事務所がシェアし、事務所もシェアオフィスである、という、入れ子状、ダブルシェアというのか。雑多な人たちが入れ替わり立ち替わり、この場所にいる状態。そのようにしていまも、使い続けています。

はじめは、金銭的余裕もなかったので、断熱は最小限、倉庫のようなつくりの中で、暮らし始めました。年が明けた1月末には、初めての子供も生まれ、その子供も、もう10歳になりました。
振り返ってみるとこの11年、室内でありながら、野原でキャンプをしているような、ある意味過酷な(笑)、ある意味ワクワクするような、冒険のはじまりでした。

そういった、僕たちが経験してきたリアルな実態を振り返りながら、いま「共に暮らすこと」を考えてみたいと思いました。

場所は東麻布2丁目。
麻布十番や六本木にも近い都心であり、「麻布」と名前がつくものの、地味な、中小規模の住宅が立ち並び、地域で一番近い小学校は廃校になり、商店街は若干寂れつつ根強くお祭りなどを続けている、都心のエアポケットのような街です。
首都高速の影が落ちる表通りから一本、北側に入った通りにマンションと住宅に挟まれて、ユーカリとワイヤープランツが絡み合ったこんもりとした緑があります。

そこが、僕たちが共に暮らしている場所です。

その2に続く>
by ben_matsuno | 2012-10-05 13:43 | シェア居住のすすめ


Natural LIFE, comfortable shelter.


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